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2016/03/15

TOEFL ITP(R) で英語力を伸ばす慶祥生

 TOEFL(Test of English as a Foreign Language)は英語圏の大学への入学に必要な英語力を測定する試験として世界的に行われています。団体向けTOEFLであるTOEFL ITP(R) は世界47か国、2,500以上の団体で実施され,受験者は60万人以上に上ります。日本においても,大学,大学院,高等学校,官庁,企業等500以上の団体で使用されています。
 本校においては,2004年からこのテストの実施を英語教育に位置づけ,立命館大学や立命館アジア太平洋大学に内部進学する生徒や,海外研修や国際交流に参加する生徒の英語力向上に努め,成果を挙げています。

・高2段階で、立命館大学が求める基準を約8割の慶祥生がクリア

 高2生は,現段階でスコア400以上204名(79%),スコア430以上116名(45%),スコア500以上7名(3%)となっており,例年にも増して高い数値となっています。大学受験まで1年ある段階で,8割の生徒が立命館大学に内部進学する資格(スコア400以上)の一つを有したことになります。一方,他大受験の生徒には,テストの受験を通じて磨いた英語力が,大きな力となっています。本校は10年以上TOEFL受験に取り組んできましたが、2020年の大学入試改革ではTOEFLなど外部試験を導入する動きもあります。すでに高2生の半数近くが達しているスコア430以上は,アメリカの大学2年生のレベルです。スコア500以上は,アメリカの大学院に進学できるレベルです。本校が高い英語力を育んでいる確かな証となっています。

・確かな英語力を身に付けた慶祥生の海外研修や国際交流における活躍

 現在,本校ではスイス,ドイツ,ポルトガル,スウェーデン,フランス,中国からの長期留学生を受け入れています。それぞれ高校1,2学年のHRクラスに所属し,クラスメートと日本語で交流を深めています。十分にコミュニケーションが図れないとき,英語でも交流をしています。本校生がTOEFL受験などを通じて英語力を磨いている成果がここでもあらわれています。
 またアメリカ・バージニア州ロードボタタ高校,韓国・安養外国語学校,スウェーデン・ハガ高校などの相互交流があります。これらはお互いの家にホームステイをし,生活様式,文化を体験し,友情を深めることができるプログラムとなっています。ここでも英語力が存分に発揮されています。
 さらに本校から他国への留学派遣,文部科学省指定のSGH(スーパーグローバルハイスクール)とSSH(スーパーサイエンスハイスクール)の国際プログラムなど,2015年度は539名の生徒が海外プログラムに参加しました。国際色豊かな学校の環境と,充実した英語教育が慶祥生の海外へ向かう気持ちを後押ししています。