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2016/09/30

高校 SSH秋の講演会を実施しました

 加藤康子氏(内閣府参与)は,昨年夏にUNISEFの世界遺産となった「明治日本の産業遺産」の登録に中心的な役割を果たされた方です。
 講演のお話をとおして,明治日本の産業革命関係の施設が世界遺産に登録されましたのは,加藤様の並々ならぬ熱意と行動力によるものであることを,聴講した生徒は理解を深めた様子でした。
 講演会場の質疑応答では,明治初期の構造物が遺産として残り再活用してこなかったのはなぜなのか,日本の政策決定の現場の状況はどのようなものかなどの質問が出ました。
 また,明治期の産業遺産関係に興味を持つ生徒が講演後の質疑応答や控え室に訪問し,この分野への好奇心を大いに刺激していただきました。
 今の日本を動かす内閣府に関わっている方のお話を伺う機会は,簡単には得られず,生徒にとって後々思い出す高校時代の「記憶遺産」となるものと思っています。

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