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2019/03/23

弁論研究部 第33回”北方領土を考える“高校生弁論大会 最優秀賞・外務大臣賞受賞、首相官邸・外務省表敬訪問

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 1月19日(土)に札幌エルプラザにて行われました、第33回 ”北方領土を考える”高校生弁論大会に、高校1年生 佐野 果淑(さの かすみ)さんが出場し、最優秀賞・外務大臣賞を受賞しました。自身の祖父が択捉島出身であり、幼い頃からたくさんの島に関する話を聞いてきたこと、昨年のビザなし交流に参加し実際に択捉島を訪問したことをもとに、「新しい四島(しま)へ」と題した弁論を披露しました。弁論では,ビザなし交流に参加した全国の学生が主体となって、友人など身近な人に積極的に四島の姿を伝え、そして元島民の方々からおもいを受け取り、次の世代へつなげるということの重要性を説きました。

 佐野さんは3月14日に首相官邸へ表敬訪問し、安倍 晋三内閣総理大臣・宮腰 光寛内閣府特命担当大臣と懇談する機会をいただきました。また、翌15日には外務省を訪問し、阿部 俊子外務副大臣を表敬訪問しました。佐野さんは、自らの領土に対する思いを伝え、家族のおかれている状況などから航空墓参発展の可能性に関して話しました。本校の学校目標である「世界に通用する18歳」というところに一歩近づくべく、独特の緊張感がある国家の中枢にて、直接日本のリーダーたちと話し合ったことは、素晴らしい経験となったことでしょう。

 本校は北方領土返還要求に関する継続的な取り組みに対して、2018年末に宮腰 光寛大臣より表彰を受けたほか、上記弁論大会への通算応募総数が20回を越えたことにより、外務大臣より感謝状が贈呈されました。

 我々は引き続き、平和と民主主義を語る最前線に立ち、活動に取り組んでまいります。