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2021/10/12

【スポ健】講座・特別講義「パラリンピックスポーツを知る」


高校3年生立命館LAコースの「スポーツと健康」講座において、10/1(金)、8(金)の2週にわたり「一般社団法人HOKKAIDO ADAPTIVE(アダプティブ) SPORTS」代表の斎藤雄大さんをお招きし、「パラリンピックスポーツを知る」と題して特別講義を行いました。


斎藤さんは札幌出身。障がい者スポーツについて学ぶため2018年から1年間アメリカへ留学。帰国後、北海道の障がい者スポーツの環境整備のため団体を設立。今回のTOKYO2020パラリンピックにおいて大会役員も務められるなど、精力的に活動されています。


第1回目には写真や動画を紹介いただきながら、国内外の障がい者スポーツの実情やTOKYO2020パラリンピックでのエピソードを伝えていただきました。第2回目には実際に競技用車いすをお借りし、「車いすバスケットボール」を体験しました。


今回の特別講義を通して、生徒たちは「違い」を知ることができました。

ハンデの有無によって「違い」はあるけども同じ人間であり、どちらかに優劣があるわけではありません。互いに尊重する気持ちを持ち、『誰もが』『どこでも』『どんな時でも』心地よく生きていける世界にしていくために、またそのツールの一つとしてスポーツを役に立てることができるように、生徒たちはこの後も本講座でスポーツと健康について精力的に学んでいってくれるのではないかなと思います。


「障がい者(スポーツ)への理解の低さ」「国内で障がい者スポーツに触れることのできる機会(場所)が少ないこと」などまだまだ課題はありますが、今後も本講座をはじめとして障がい者スポーツについて考える機会を設け、共生社会の実現について考えていきます。


今回ご協力いただきました関係者の皆様、誠にありがとうございました。