学校生活

2021/11/12

【3日目】

3日目は,9つのコースに分かれてのコース別研修の日です。

「琵琶湖版SDGsについて学ぶ」「パンデミック下,インバウンドが激減したお土産屋の現状を学ぶ」「鉄道を持続可能な観光資源として考える」「京都市のSDGsの先進的な取りくみを学ぶ」「YouTubeなどを駆使し,西陣織を世界や若者に発信する企業の取りくみを学ぶ」「アフリカと京都の染物文化をつなぐ企業の取りくみを学ぶ」など,北海道では慶祥だけと言ってよい,SDGsや国際教育に根ざした内容のコースが設定されました。

この日にむけ,生徒たちは出発前,事前学習をすすめてきました。北海道新聞の記者の方から取材方法のレクチャーを受け,総合の授業では取材内容を入念に練りあげていました。生徒は各コースの引率教員とともに訪問先を訪れ,体験や取材活動を行ないますが,主体となるのは教員ではなく生徒です。取材先の企業の担当者から「本当によく準備した質問ですね」「いい質問ですね」といった言葉が何度も聞かれたのは,準備の成果があらわれた瞬間だったと思います。

夕食後に設けたホームルームの時間でも「自分のコースではこんなものを見た」「こんなことが印象深かった」と,友人と感想を共有しているうちにあっという間に時間が過ぎていました。この日も「本物」との出会いから多くを学ぶことができました。楽しく学びの深い研修も,残りあと一日です。