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お知らせ

2020/06/15

文芸誌『慶』第10号印刷完了、無料配布のお知らせ。

本校生徒が執筆・編集を手がける文芸誌『慶』第10号(新入生歓迎号)の印刷が完了、3階メディアセンターでの無料配布を開始しました。

第10号はすでに5月25日からオンライン公開をしておりますが、今回の印刷にあたって文章の内容を若干修正しています。

→参考記事「文芸誌『慶』第10号、オンライン公開のお知らせ。


文芸誌『慶』は、本校生徒の文芸創作活動の発表の場として2017年12号に創刊されました。編集長は小山杏樹さん(高1)が務め、中高生約20名が小説・エッセイ・詩・書評・漫画などをペンネームで発表しています。

執筆生徒の本名は教職員にすら明らかにされておらず、謎に包まれた地下組織として2年以上活動してきました。

本校に文芸部はありません。文芸誌『慶』の製作は、クラブ活動でも委員会でも係活動でも同好会ですらない、学校非公認・部室なし・予算ゼロの有志活動なのです。

昨年は札幌市民交流プラザで開催された「アートボランティアウィーク」に出展、北海道内最大の文学イベント「文学フリマ札幌」に唯一の中学生団体として出展するなど、活動の場を学外に広げた生徒たちは文芸コンクールにも自分の作品を応募しています。

副編集長の梶浦拓音くん(高1)は「有島青少年文芸賞」「創作童話・絵本・デジタル絵本コンテスト」で入賞、編集部の寺田ふうさん(高1)は「日能研文学コンクール」「伊藤園お~いお茶新俳句大賞」「有島青少年文芸賞」で入賞、編集部の竹山結さん(高1)は「ふるさとを詠う短歌コンクール」で入賞、第10号の表紙を手がけた小林天音さん(高1)は「鎌倉文学館こども文学賞」「短歌コンクール八月の歌」「井上靖記念館青少年エッセーコンクール」で入賞するなど、各コンクールで高い評価を得ています。

文芸誌『慶』に興味のある方は本校までお気軽にお問い合わせください。