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JAXA H-ⅡAロケット打ち上げ前 種子島と中継を結ぶイベントを開催!

コラム

ロケットの機器について学び
種子島の高揚感をリアルに感じるイベント

立命館大学の佐伯和人先生がH-ⅡAロケットに搭載される小型月着陸実証機「SLIM(スリム)」の作製・研究に関わられていることから、立命館大学付属校の本校で、8月26日(土)にロケット打ち上げのJAXAパブリックビューイングを行うことを予定していました。残念ながら、H-ⅡAロケットの打ち上げは延期・中止となりましたが、打ち上げにあたり種子島入りしている佐伯先生をはじめとする立命館大学の先生方と会津大学の出村先生と中継をつなぎ、ロケットに搭載されている機器について学びを深め、現地のワクワク感を感じることができるイベントを実施しました。

宇宙に向けて一致団結
チームで取り組む楽しさと大切さ

 今年5月、佐伯和人先生には立命館慶祥で自然科学部向けに月について講演をしていただきました。同時に中学オープンスクールも実施していたので、月に関わる実験と講義を来校者の方々にも楽しんでいただけました。そのご縁で、SLIM搭載ロケットを打ち上げるに当たり、JAXAのパブリックビューイングを本校で実施するお話を佐伯先生からいただいたというのが経緯です。

イベントでは、中高自然科学部の生徒たちは質疑応答の時間で積極的に質問をし、質問の列ができるほど熱心に聞いていました。佐伯先生も分かりやすく、熱くお答えいただき、学びの多い時間となりました。

種子島にいる立命館大学の先生方、会津大学の出村先生など宇宙に向けて一致団結し、チームで取り組む楽しさ、大切さを教えていただきながら、ロケットが実際に打ち上げられる現場の空気感を感じ取ることができ、宇宙にチャレンジする方々のワクワク感が溢れ出る素敵なイベントとなりました。

現在は、H-ⅡAロケット打ち上げの延期・中止が続いていますが、莫大な費用がかかる宇宙事業。万全を期して打ち上げられることが期待されます。

※9月7日に打ち上げ成功しています。

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