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シンガポールのNational Junior Collegeを訪問しました!

コラム

シンガポールNJCの生徒たちと共同研究
東南アジアの文化も体験!

7月31日(月)から8月9日(水)まで、高校3年生の荻野 優花さん、高校2年生の浅野 七海さん、大平 あいさん、山道 美優さん、高校1年生の七尾 和花さん、林 隼誠さんの6名が、シンガポールのNational Junior College(以下、NJC)を訪問、現地生徒たちと交流をしました。

7月31日(月)18時に新千歳空港に集合し、羽田経由でシンガポールに向かいました。台風6号の影響で予定より1時間ほど遅れましたが、8月1日(火)7時にチャンギ国際空港に到着。バスでNJCに移動し、午後から訪問交流がスタートしました。

共同研究

NJCの実験室で、共同研究を進めました。6月に慶祥生とNJCの生徒がZoomでミーティングを行い、その後はSNSを使って意見交換をしてきました。ここでリアルに対面しながら話し合い、テーマを決めて研究方法を検討しました。シンガポールと日本それぞれ取り組むことや準備することを決めていきました。

荻野さん、山道さん、林さんのチームは、プラスチックの分解促進に関わる研究、浅野さん、大平さん、七尾さんのチームは、マイクロプラスチックに関わる研究を、NJCのそれぞれ3人と組んで、進めていくことになりました。 8月8日(火)に、これまでの検討と今後の研究方針をスライドにまとめ発表しました。

校外ツアー

8月1日(火)の午後はNational University of Singapore(NUS)で、研究を進めるためのレクチャーと施設見学を行いました。NUSは今年の大学ランキング(QS)8位でアジア初の世界トップ10入りを果たした大学です。

8月2日(水)の午前はNEWater(シンガポールの下水再生水処理施設)の見学です。

都市国家・シンガポールは大きな川がないため、水の再生利用に努めています。日本では下水処理後の水は河川に戻し下流の自治体がその河川水を上水道として利用することがありますが、シンガポールでは通常の下水処理をした後、NEWaterの最新技術を注ぎ天然水と併せて上水道に循環させる工夫をしていることが紹介されました。8月5日(土)は、シンガポールのシンボルとして名高いマーライオンがあるマーライオン公園、緑化都市としてシンガポールの顔となっているガーデンズ バイ ザ ベイを見学しました。

NJC交流

8月3日(木)の放課後にはNJCの管弦楽クラブのみなさんと中華系の楽器にチャレンジ。4日(金)の放課後は、ボルダリングクラブのみなさんと校舎に作られた施設でボルダリング体験をしました。

8月7日(月)の朝は、全校生徒1900人を前に、訪問団挨拶を荻野さんが英語で行いました。緊張しつつも感謝の気持ちを伝えることができました。8月8日(火)の午前は、9日のNational Day(建国記念日)の前日ということで、校内の祝賀行事に参加しました。

シンガポール文化体験

平日の夕方と土日は街に出て、ショッピングモールや街並みを見学し、フードコートやレストランで食事をしました。 かつてはマレー半島からの鉄道の駅周辺を整備したRail Mall、中華系の人たちが集まるChinatown、インド系の人たちが多いLittle Indiaなどで昼食や夕食を取り、東南アジアの食文化を楽しみました。国土が限られているシンガポールならではの独特な公共スペースの施設でスカッシュ体験もしました。

NJC訪問を終えて

8日間にわたるNJC訪問を終え、9日(水)未明にチャンギ国際空港を出発して羽田空港で乗り継ぎ、14時過ぎに新千歳空港に到着しました。

この訪問交流は、「国際共同研究プログラム(シンガポールNJC)」の一部で、今後、日本とシンガポールでそれぞれ研究を進めていきます。なお、11月下旬にはNJCの生徒たちが日本にやって来る予定で、研究成果を共につき合わせて、まとめていきます。

慶祥の国際教育

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