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ベトナム研修「物事の本質」に迫るプログラム!

コラム

戦争、貧困、差別、医療問題など、現代社会が抱える矛盾を考える

ベトナム研修は、国際ボランティアを学ぶことをメインとしています。戦争、貧困、差別、医療などの現代社会が抱えるさまざまな矛盾に直面しているベトナム。孤児となった子どもたちの施設や地元の名門校を訪れ、これから進むべき方向について考えます。

ホーチミン、戦争証跡博物館、クチトンネル、ドクさん講演

初めに、戦争証跡博物館、クチトンネルを見学し、マンノンへの交流支援物資の購入、最後に「ベトちゃんドクちゃん」のドクさんの講演をホテルで受けました。戦争の悲惨さやベトナム戦争の壮絶さを知るとともに、ベトナムの香りを随所で楽しみつつ2日目を過ごしました。30度を超えるホーチミン。ベトナム研修の学びは続いていきます。

国立孤児院・マンノンⅣ、Ⅱ

翌日は、午前に国立孤児院のマンノンⅣに行ってきました。水頭症やダウン症の孤児を多く受け入れている施設です。遊びの交流をしたり、副校長先生からいろいろな説明を聞いたりしました。 生徒たちは言語の壁がある中でよく頑張っていましたが、本来の遊び方を伝えたいけれど、子どもたちは自ら遊び方を開発し遊んでしまうのでもどかしさもあったようです。午後はマンノンⅡへ。こちらは元気な子どもも多いということで、現地ガイドさんからは「午後はものすごく動きますよ。疲れますよ。大丈夫ですか」と言われ、驚きの声が出ていました。

マンノンⅡの子どもたちは、やはりかなりアクティブでした。障害を持っている生徒や乳児については感染症のリスクのため、オンラインで見学させていただき、小学生から大学生までの子どもたちと交流しました。 30度を超える環境で、言葉が通じない中、サッカーや縄跳びなどをして交流しました。翌日はホーチミンからフエへ移動し、デュクソン孤児院に訪問しました。

フエ・コックホック高校訪問

3つの孤児院訪問を終えた後はコックホック高校を訪れました。3人目の現地ガイドさん曰くコックホック高校は「県で1番賢い学校」とのこと。日本学科の生徒さんと日本語と英語を混ぜながら交流をしました。日本学科の生徒なので、生の日本語を楽しみにしていたようです。現地の生徒さんたちは、お昼は自宅で食べるため、皆一旦バイクで帰宅します。その間に立命館慶祥の生徒たちもお昼ご飯に向かいました。

夜は、コックホックの生徒たちとの夕食会。グエン王宮の訪問の際も、コックホックの生徒たちが駆けつけてくださり、ベトナム最後の王朝の説明を同年代からレクチャーしてもらいました。

コミュニケーション能力を培える

 立命館慶祥高校の海外研修では、現地の学校生活を体験することで国際的なコミュニケーション力を養うことができます。あなたなら、どの国を選びますか?

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